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知っておきたい「遠近両用(えんきんりょうよう)レンズ」のこと

車からの視界

■老眼によって不自由さを感じた一番の事

 

老眼が進むにつれ、今まで考えてもいなかった不自由さがどんどん増えてきます。
仕事の書類や本を読むとき、パソコンで作業するときなど日々の生活でたくさん支障がでてくるものです。

 

その中でも私が特に困ったのが車の運転時でした。車内からみる外の視界は今まで通り何不自由なく見えるのですが、ある日、車に備え付けのナビの文字が見えにくいと感じたのです。

 

「あれ、今までちゃんと見えてたのに?」と感じるのもつかの間、それからすぐ、今度は車のメーターやスイッチ類の文字が見にくくなってきました。特に夜間になると全く読めなくなりました。

 

これは意外と困ったことになりました。

 

当時、仕事で車に乗る機会が多く、さらに日によって違う車に乗ることも多く、車種によってその都度スイッチ類とかの位置が違います。

「まあ、どの車も同じようなものだ」ということで、感にたよって運転していたものです。

 

ただ、ナビの表示が見えなくなるのは本当に不便で、なんとかいい方法はと考えたすえ、「遠近両用メガネ」の購入をひらめいたのでした。

 

早速、つくりました。

 

最初、距離感がつかめずに、階段を降りるときなどに不便を感じましたが、車の運転はこれで解決しました。しかも、サングラス仕様にしたため、日差しの強い日は快適です。

 

■よく知っておきたい遠近両用レンズ

 

さて、その遠近両用レンズですが、「レンズの上の方で遠くを、下の方で手元を、その中間は見たい距離に自分で合わせていく」という設計のもの。さすがに左右はどうしてもひずみが出てしまいますが、これは我慢できます。

 

しかし、専門家によればけっこう眼に負担をかけるそうなのです。

遠近両用メガネ

遠近両用レンズは、日本では“遠・中間・近のオールマイティな一石三鳥”というイメージがありますが、遠近両用メガネを掛けているのに見えにくい、手元が見にくい、眼が疲れるという方も多いそうです。

 

両目でモノを見るとき、眼を動かしている片眼6本(計12本)の筋肉が絶えずバランスをとっています。その筋肉のバランスが左右対称とは限らず左右・上下の視線にズレが生じて常に筋肉に負担をかけており、疲れや眼精疲労の症状につながるそうなのです。

 

基本、遠くのモノも近くのモノも1本のメガネでまかなってしまうというのは無理な話で、本来はその距離にあったレンズのメガネを掛け替えて使うのが理想だそうです。

 

しかし、遠近両用メガネが日々の生活の中で便利なのは疑う余地がなく、多少の疲労にも目をつむって掛けたいモノです。

 

そのためにも、しっかりとした信用できる眼鏡店で作ることをオススメします。

 

■自分に合った遠近両用メガネで快適生活を

 

現在メガネ装用者40歳以上の約30%が遠近両用メガネを使用していとると言われています。
ただの老眼だから、その辺の市販の老眼鏡で済ませず、問診をはじめ、視力検査、レンズ選定・加工、フレーム販売・フィッティングまでしっかりアドバイスしてくれる眼鏡店を選ぶことが大切ですね。